秋に抱卵して、その後水温が下がった場合どうなる?

シュリンプが抱卵しやすい水温は、15度から25度あたりです。

秋に良くある事なのですが、シュリンプが抱卵して、その後気温が下がった影響で水温が下がった場合、抱卵したシュリンプや卵はどうなるのか?を説明したいと思います。

目次

孵化するまでの期間が長くなる

水温が下がるとどういう状況が起きるかというと、卵の成長が遅くなるので孵化するまでの期間が長くなります。

孵化するまでの期間が長くなると、ママシュリンプはずっと卵の世話をするので、とても体力を消耗してしまいます。

ママシュリンプが抱卵している間に何をしているかというと、外敵から身を守りながら、卵を守り、常に腹肢で抱えている卵に新鮮な水を送り続けています。

常に卵に新鮮な水を送らないと、卵が腐ってしまうんです。

もしママシュリンプが水温が低くなって環境が変化し、卵が孵化出来ないと判断した場合は脱卵してしまう可能性もあります。

中にはしぶとく卵の世話をしていたママシュリンプもいます。

その場合、孵化までの卵を世話する期間が長くなるわけですから、ママシュリンプの体力はかなり消耗してしまいます。

今まで見てきましたが、孵化する最後まで頑張ったママシュリンプは、残念ながらお亡くなりになる事が多かったです。

卵のお世話で、体力を著しく消耗してしまい、力尽きてしまうんです。

まさに命がけなんです。

水温が下がった場合はヒーターを入れよう

最近のヒーターは優秀で、水温を20度に一定に保つヒーターがあるので、それを使いましょう。

気温が高くなっても、ちゃんと調整されるので、水温が高くなることはありません。

水温が一定に保てられれば、ママシュリンプも最短孵化日数で卵を育てることができるので、体力も最低限で済みます。

そして、卵が孵化したら次の抱卵に備えて栄養を蓄える事ができます。

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