シュリンプの寄生虫について

ミナミヌマ系シュリンプを飼ってきて、シュリンプの寄生虫で一番頭を悩ませたのが、エビヤドリモ。

エビヤドリツノムシはまだ良い。

だが、エビヤドリモはダメだ…致命的です。

今回はシュリンプの2大寄生虫であるエビヤドリモとエビヤドリツノムシについてまとめました。

目次

エビヤドリモは対処のしようがない

エビヤドリモに寄生されると、オスもメスも繁殖機会を阻害する要因になっており、もしメスにエビヤドリモが寄生している場合が最も致命的で、繁殖行為や抱卵しにくい状態になります。

エビヤドリモは、卵を抱える部分である腹部の筋肉に寄生しているので、卵を抱えるのを阻害する状態になります。

脱皮すると外れるという記事も見かけましたが、我が家では脱皮しても付いているし、もう呪いのようでした。

もし他のシュリンプに寄生してしまったら…と言うのが怖くて隔離しましたが、やはり寿命はそんなに長くはなかったように思います。※たまたまかもしれませんが…。

エビヤドリモの寄生実態

シュリンプの繁殖行為が、エビヤドリモが寄生する一因になっている可能性があるという指摘があります。

参照:淡水産のエビに外部寄生するエビヤドリモ属 Cladogonium(緑藻,シオグサ科)の再確認

エビヤドリモの生態については、まだ分からないことが多いようで、エビヤドリモがどのタイミングでシュリンプからシュリンプへ寄生して繁殖するのか?も分かっていませんが、シュリンプの繁殖行為が寄生の要因の可能性も考えられるということです。

もしエビヤドリモに寄生されたシュリンプがいた場合は、かわいそうですが隔離するのが一番良いのかもしれません。

今まで2回ほど到着した時にエビヤドリモに感染したシュリンプがいましたが、他のシュリンプに寄生するということはなかったのです。

それが隔離したからなのか?、はたまた繁殖行為をしていなかったからなのか?よくわかりません。

でも確実に言えることは、他のシュリンプに寄生する可能性がある以上、隔離するです。

エビヤドリモは藻の一種

エビヤドリモは藻の一種なので、虫ではなく水中植物の一種。

虫ではないとなると、シュリンプの身体に寄生している藻を駆除するのは残念ながら今の段階では不可能だと思います…。

エビヤドリツノムシ

こちらはエビの頭に何本も縦にくっ付いている白いヤツです。

エビヤドリツノムシは飼育上であまり影響がないので、放置しました。

気になる人は気になるかもしれません。

繁殖とかには問題ないし、稚エビに寄生する可能性もありますが、放置してました。

気になる方は、塩浴が良いかと思います。

ただ、濃すぎる塩浴はシュリンプにとっては毒でもありますので、ある意味危険な賭けでもあります。

塩浴をする時は慎重に、後悔のないようにしましょう…。

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