シュリンプの抱卵や抱卵の舞は何度も目撃していたのですが、シュリンプの交尾を初めて見ることができました。
もう1年飼っているのですが、中々お目にかかる機会がありませんでした。
交尾の瞬間を見る事がなかったので、シュリンプの交尾の様子をまとめたいと思います。
交尾したシュリンプの個体
charmさんで購入したスノーホワイトシュリンプの2世の卵巣が大きく肥大化して抱卵可能なシュリンプに成長しました。
抱卵後にサテライトに移動させると、環境変化のストレスから脱卵の恐れがあるので、出来るだけストレス軽減させる為に、少し前からサテライトに移動させて、スノーホワイトシュリンプのオスを1匹投入しておきました。
このサテライト、他にルリー・シュリンプ ダークブルーのメスもいまして、スノーホワイトシュリンプのオスと交尾しないか心配していて、ちょっと賭けなところもあったのですが、無事スノーホワイトシュリンプ同士が交尾していました。
メスのシュリンプの脱皮後に抱卵の舞が起こる
メスのシュリンプが脱皮後、オスの抱卵の舞が起こり、メスを執拗以上に追いかけ、メスも必死で逃げている状態でした。
見ていて、捕まえるまでの間がもどかしかったです。
やっとオスがメスを捕まえて、メスの上にオスが乗っている状態で、時間はおそらく30秒近く、2匹はジッとしていました。
この1〜2時間後に抱卵したので、間違いなくこの瞬間に交尾が行われていた事になります。
交尾後、直ぐに抱卵はしない
メスは脱皮後に抱卵可能なホルモンを出して、そのホルモンにオスが感じ取ってメスを必死に探します。
交尾後からメスシュリンプのホルモンが段々落ち着くまで時間がかかるようで、その間も他のオスが必死にメスを探していますから、直ぐに抱卵ということにはならないようです。
交尾はサテライトで起こりましたが、本体の水槽と繋がっているので、本体水槽でも抱卵の舞が起きていました。
きっとサテライトの水が本体の水槽に流れて反応してしまったんだと思います。
メスのシュリンプのホルモンが落ち着き、オスシュリンプが追いかけまわさないようになって初めて、メスシュリンプは落ち着いた環境に戻ります。
交尾から1〜2時間の間に抱卵
交尾から1〜2時間後、1つ1つ背中にある卵を腹肢に送り、卵の場所を整理しながら、大事に卵を抱えている姿は可愛くて仕方ありませんでした。
本当に尊いですね。
卵も脱卵しないか心配ではありましたが、無事上手にお腹にいっぱい抱え込んでいるので多分…大丈夫でしょう。
抱卵から孵化までの日数
水温が28度なので、20日前後で孵化するでしょう♪
水温が適温だと卵が育ちやすく、いつもお腹の卵に新鮮な水を送って体力を使っているメスシュリンプの負担も軽くなります。
まだ暑い季節なので、きちんと栄養を与えようと思います。
メスのシュリンプの栄養が足りなかったり、環境で育てられないと判断すると、自分の命を守る為に直ぐに脱卵しまいます。
そうならないように、シュリンプ自身の栄養補給も大事なので、高たんぱく質の餌を与えています。
シュリンプの交尾から抱卵までのまとめ
幸運にもシュリンプの交尾と抱卵する瞬間を見る事ができました。
スノーホワイト シュリンプは背中の卵巣が目立つので、脱皮して抱卵可能な状態になるのが分かりやすいかったです。
また、卵巣から卵が1つ1つ送りだされる瞬間も目視で確認できるので、この瞬間を見たい方はスノーホワイトシュリンプを飼ってみてはいかがでしょうか?
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